看護師は需要が高い職業であり、転職する人も多いです。働けるならどこでもいいという場合は、すぐに次の職場を見つけられるかもしれません。しかし、条件のいい職場を探したいなら、求人数が多い時期を見極めて活動を始める必要があります。例えば、冬のボーナスを貰って、すぐに転職活動を始めたいと思っていても、年末年始に被る時期は避けた方が無難です。多くの医療機関は休診日となり、診察がある日は患者数が増えます。繁忙期なだけに、この時期に求人を出すことを控えるところが多いのです。
転職する側も採用する側も、ある程度余裕をもって進められるのが、2月と7月になります。まず2月は、年末の離職者を補うために、求人数が増加するのです。年末年始の慌ただしさが過ぎ去り、時間をかけてゆっくりと探せる利点もあります。ただし、採用時期が3月になってしまうと、年度末ということもあって、十分なフォローが受けられなくなってしまう可能性があるので注意が必要です。2月の初めから中頃までには、採用されて入職しておきたいところです。
また、7月は6月にボーナスを受け取ってから離職する人の、補充要員として求人が増える傾向にあります。自分自身も、前の職場でボーナスを貰ったうえで辞められるでしょう。比較的落ち着いている時期でもあるため、転職できれば周りから手厚いフォローが受けられます。ただし、7月末になると夏期休暇を取り始める人が出てくるため、7月前半から中頃が狙い目といえます。ちなみに、こちらのサイト【看護師の転職ベストシーズンを探る】には、月ごとのおすすめ状況が書かれていたので、参考にしてみてください。